YANUK yutaka.f

Culture × Culture
Blended Style

Presented by Yutaka Fujihara

MENS - COLLABORATION ITEMS

ヴィンテージデニムを見続け、
その時代背景を紐解いていく
BerBerJinディレクターの藤原裕氏。

揺るがないMy favoriteとルールを元に、
今の時代のデニムに合わせる
ヴィンテージウェアの着こなしとともに、
それを探す楽しさを教えてくれます。

1
DEAD STOCK
クリーンな印象のジーンズが引き立つ
ミニマルなカラーと革靴でまとめる
上品な大人の着こなし

「自分らしいChampionのヴィンテージTシャツの中から好きなグレーをチョイス。
ネイビーのプリントとカーディガンはジーンズとの相性もよく、
足元は上品さを加えるイメージでオールデンの革靴を合わせました」

「アクセサリーはHERMES ACROBATのブレスレットとゴローズのネックレス。
そして2連ブレスレットをカスタマイズして作ったHERMESのウォレットチェーン。
どちらも今は廃盤になったものです。
40歳を過ぎ、やっとHERMESが似合う歳になったと感じられるいま、
一生身につけようと探しに探した逸品です」

2
AGING
静かなインパクトを感じる
ジーンズの加工感を
味わいたいから、
王道シャツにさらなるワンポイントを

「今回のジーンズの中でもいちばん“ヒゲ”や“ハチノス”が楽しめる、
色の落ちたパキっとした加工が特徴です。そんなエイジングが際立つこのジーンズは
ヴィンテージジーンズ好きにこそ楽しんでもらいたい。
ジーンズにインパクトがあるから、僕はあえて白シャツでクリーンにまとめます」

「足元は革靴ではなく、あえて自分の中で永遠の定番であるコンバースを。
ソールに鉛が入った”CONVERSE WEIGHT ALL STAR TRAINER”だけの
ブルーのトゥはジーンズのスタイリングでのワンポイントになります。
リアルヴィンテージにはない細身シルエットなので、
ロールアップを前提にハイカットをチョイスしました」

3
SECOND HAND
形、色、雰囲気
すべてを活かし、そして古着を混ぜる
そんな”DENIM ON DENIM”の楽しみかた

「右脚の太もも後ろ付近にある痕は、実はマッチを擦って点けていた痕なんです。
このマッチ痕は70年代以降ではほぼ見られない特別なディテール。
ジーンズを中心とした着こなしでは色数をシンプルにまとめるように心がけています。
ワントーンで合わせた方がTシャツや靴でハズしやすくてアクセサリーも映えます。
それと僕の中ではGジャンは欠かせないアイテムなので、
DENIM ON DENIMはぜひトライをしていただきたいですね。
上下で完全に同じカラーを探すのは難しいと思うので、
そこそこ色が落ちているGジャンを少しオーバーサイズで崩して着てみてください。
ミックスして着ることができる楽しさをぜひ大人の男性にも挑戦してもらいたいです」

「僕が7年近く愛用しているジーンズがベースになったこのモデルは、
今回の3デザインの中でもっともラフな雰囲気です。
色落ちしてペイントも飛び散らせ遊びのきいたデニムには
“CONVERSE ONE STAR LOAFER”を。今は復刻が大変な人気になっていますが、
ブラックが全体をうまく引き締めてくれます」

Profile:

Yutaka Fujihara / 藤原 裕

1998年創業の老舗の古着ショップ、BerBerJinのディレクター。
圧倒的な数のデニムを見て、触れ、
その歴史を感じ取り伝えてきた第一人者として、
ファッション業界では知らぬ人のいない存在。
業界内でも屈指のヴィンテージマスターとしても知られ、古着は実際に着る派で
「欲しい!」と思ったものは絶対に妥協せずに手に入れるこだわりを持つ。
2019年S/Sより“YANUK”のアドバイザーとして参画。
監修した書籍
「THE 501®XX-A COLLECTION OF VINTAGE JEANS-」

BerBerJin

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